欄間の透かし彫り
2022年10月19日
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こんにちは、M’sクリエイト 佐々木です。
建築士会全国大会で秋田県を訪れた際に、
角館まで足を延ばしました。
みちのくの小京都と呼ばれているように、
江戸時代の風情が、400年後の今も感じることができる
武家屋敷通りでした。
角館の武家屋敷の中で子孫家族が住み続けている
唯一のお屋敷が石黒家です。
お部屋に上がり内部を見学することが出来、
スタッフが屋敷の特徴などの説明もしてくれました。
欅の一枚板に透かし彫りを施した欄間は、
灯りをともした際の陰影まで考えられていました。
当時はろうそくの灯りなので、
天井に影絵が浮かび上がっていたそうです。
ゆらゆらと揺れる灯りで映し出される影絵は、
きっともっと風情があったことと思います。
家造りにこのような遊び心を加えていた
古の人の心意気を感じました。
観光パンフレットによく使われているのは、
石黒家の薬医門です。
私の地元 栃木県日光市もこれから紅葉の時期を迎えます。
当社で家屋改修に携わらせて頂いた
日光 松屋敷さま庭園の紅葉もとてもきれいです。
こちらは昨年11月の松屋敷さま庭園の様子です。
松屋敷庭園は、公開日が限定ですが、
園内の散策が出来ます。
こちらの庭園は、1万坪ありますので、
密にならずゆったりと紅葉狩りが出来ますので、
日光の紅葉スポットとしておすすめです。
当社で、古民家改修を行いました、
家屋の内部見学はできませんが、
外観は見ることが出来ます。
ぜひご覧になってください。