部屋の中で最も大きな面積を占めるのが壁であり、インテリアのベースとなります。そのため、この壁にどのような素材、柄、色を使うかによって部屋の印象は大きく変わります。

まずは壁材の主な種類です。 

■壁紙・クロス

壁紙・クロスは最も広く、一般的に使われている素壁材です。その素材は、ビニール、紙、織物など多彩な種類があります。色、デザイン、柄も豊富で、施工も比較的容易です。 

 

■タイル・石

耐久性・耐火性・耐水性に優れているため、水回りによく使われますが、最近は玄関やリビングなどの一面や、部分的なアクセントとしても使われている。タイルは、サイズや色、柄も豊富で品質が一定しているので施工性がよいです。また、栃木県は大谷石の産地です。フランク・ロイド・ライトが帝国ホテルに使用して有名になった大谷石ですが、色味、表情ともに実に味わい深い素材です。壁の一部として、また、薪ストーブ設置時の耐火壁としてもおすすめです。

  

■塗り壁

左官職人がコテ塗りをする工法。素材は、珪藻土、聚楽土、漆喰など天然素材を原料としているので、人と地球にやさしい壁材。継ぎ目がなく、塗り壁特有の自然な味わいや深い表情が出せる。調質作用、消臭効果、耐火性、耐熱性に優れている。

 

■塗装

下地材に直接塗料を薄く塗り広げていく工法。壁の表面を保護しながら、デザインもカラフルに仕上げられる。施工性も容易です。耐候性や耐水性などに優れた塗料も出ています。 

 

■木質系

自然のぬくもりを感じることができる壁材。壁の一面や、腰下部など部分張りがおすすめ。無垢材を使うと香りも楽しめるので、心から癒される心地の良い空間となる。また、木材は湿気を吸ったり吐いたり呼吸をしているので、部屋の湿気を調整する機能も持っている。

 

内装壁リフォームの際には、ぜひ用途、ご希望、ご予算に合わせて使い分けてみてください。お部屋のイメージが一新できます。 

リフォームに関してお困り事がありましたら、ぜひ私たちプロにご相談下さい。私たちはお客様と一緒に考え、よりご満足していただけるご提案をさせて頂きます。