垂木天井のすすめ
2022年09月05日
未分類
こんにちは、M’sクリエイト 佐々木です。
皆さん、『垂木』という部材はご存知ですか?
垂木は、屋根を支える骨組みの一つです。
45cm間隔で並んでいる細い骨組みで、
屋根板を直接支えています。
通常は、天井板に隠れてしまい、
目にすることはほとんどない部材ですが、
あえて天井板を貼らずに、意匠的に見せることがあります。
数寄屋造りのように、垂木の繊細さを見せる場合や、
あえて部材を太くしたり、取付間隔を変えて、
力強さや空間のアクセントを楽しむケースがあります。
下の写真のように、垂木が並ぶ美しさを見せるデザインを、
垂木天井と言います。
垂木は、屋内ばかりでなく、屋外にもつながっています。
軒先まで垂木天井にしてあるのが、こちらの写真です。
玄関アプローチ部の屋根を深くし、
垂木格子の美しさが見えるようにしてあります。
天井の貼り方を変えるだけで、建物の印象ががらりと変わります。
お部屋の印象を変えたい場合は、
このように構造材を見せる手法もありますので、
ぜひ参考にして下さい。