地元の素材を使って~烏山和紙
2022年09月22日
インテリア
こんにちは、M’sクリエイト 佐々木です。
栃木県は和紙の産地であるのをご存知ですか?
烏山和紙の歴史は古く、奈良時代の写経料紙に使用されたり、
正倉院に奉納されたとの記述もあります。
南向きで水はけのよい土地が多い那須烏山市は、
和紙の原料となる楮(こうぞ)が良く育つため、
和紙の名産地となりました。
江戸時代には約90軒もの生産者がいたそうですが、
現在は1軒のみ。
国の選択無形文化財にも指定されています。
写真のイミテーションお札が飾ってある部分の壁に
使用しているのが烏山和紙です。
手すき和紙の温かい手触りと美しさを、
ぜひ直に感じて頂ければと思います。
現在では、照明器具や人形、小物入れなどにも使われています。
那須烏山市にある烏山和紙会館には、
和紙に関する資料展示のほかに、
色々な和紙製品が展示販売されているので、
見ているだけでもとても楽しいですよ。
和紙の手作り体験教室も行っていますので、
是非訪れて見て下さい。